この記事では、auからOCNモバイルONEへMNP(乗り換え)する方法・注意点を解説していきます。
MNPの大まかな流れは
- auからMNP予約番号をもらう
- OCNモバイルONEへ申し込む
- OCNモバイルONEのMNP転出手続きを行う
- 初期設定を行う
たったの4ステップなので簡単そうに見えませんか?
OCNモバイルONEのMNP(乗り換え)は難しい設定もないので非常に簡単です。
一部注意する点があるので、OCNモバイルONEへの乗り換えで失敗しないように注意してくださいね。
そもそもauの端末が使えない可能性がある
まず一番最初に確認してほしいことは、auの端末がOCNモバイルONEで使えるのか?って話です。
OCNモバイルONEはドコモの回線。au端末はauの回線に合わせて作られています。
iPhoneの場合はSIMロック解除を行えば使えるのですが、Android端末の場合は、au回線のみに作られていることが多くOCNモバイルONEの動作確認にも掲載されていません。
つまり、iPhone以外の乗り換えはセット端末を購入が必要です。
iPhone利用者でauから乗り換えならSIMフリー化をしよう
auのiPhoneは、SIMロックの解除必須です。
SIMロックとは、auのSIMカードしか使えないようにロックされている設定のことです。
2015年5月以降に発売された端末であれば、SIMロック解除が可能になり、OCNモバイルONEでも利用できるようになります。
auのSIMフリー化の条件
- 2015年5月以降に販売された端末である
- 契約から180日以上経過している(今後の経過によっては90日に短縮します)
2つの条件がOKなら、SIMロックを解除できます。
iPhoneシリーズでは、iPhone7,iPhoneSE,iPhone6sがSIMロック解除可能です。(iPhone8以降のシリーズはSIMロック解除不要です)
auのSIMロック解除の方法と注意点
SIMロック解除は、
- auショップ:3,300円必要
- MY au:無料
の2通り。
なお、auは回線契約がなくても本人確認書類が取れればauショップにて解除可能。中古端末を購入された方でもSIMロック解除できるので諦めないでくださいね。
auのSIMロック解除の方法
まずは解除可能か確認してください→SIMロック解除の可否判定 | My au
MY auでのSIMロック解除の大まかな流れは、
- My au(SIMロック解除の可否判定)にて製造番号(IMEI番号)を入力し判定し「こちら」をタップ
- 電話番号を選択
- 手続き内容の確認(注意事項が出ますが無視で)
- 解除の理由を選択
で終わりです。
製造番号(IMEI番号)は、
- iPhone:設定>一般>情報から「IMEI」が見れます
その後のSIMロック解除の手順は
- 電源を切りauのSIMカードを抜く
- au以外のSIMカードを挿入し電源を入れる
- iPhoneの場合はここで完了
- (Androidのみ)SIMロック解除キーを入力し完了
というわけで、SIMロック解除には他社のSIMカードが必要です。
なので、OCNモバイルONEへMNP(乗り換え)する際の、auのSIMロック解除手順は以下の通りです。
- SIMロック解除可能か確認する
- OCNモバイルONEに申し込む
- OCNモバイルONEのSIMカードが届く
- auでSIMロック解除の手続きをする
- OCNモバイルONEのSIMカードを入れて、SIMロック解除を完了させる
- OCNモバイルONEのMNP切り替えの電話を行う
- 自動的にau解約
auの解約は、OCNモバイルONEのMNP転入切り替え手続きを行ったタイミングです。
SIMロック解除を行う際はこの点に注意しておきましょう。
auでMNP予約番号を取得する
格安SIMへのMNP(乗り換え)は事前にauからMNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号をもらう方法は3通り
- auショップに行く
受付時間を確認してからauショップに行きましょう。本人確認があるので必ず契約者本人が身分証明書を持っていくのを忘れないようにしましょう。 - 電話をする場合
au携帯電話 / 一般電話共通で0077-75470
受付時間は9;00~20:00で行っています。 - パソコンから(←おすすめの方法)
「auお客さまサポート」からauお客さまサポートに
ログインし、申し込む / 変更するを選択。それから、携帯電話番号ポータビリティー (MNP)に進み、申し込むと10桁の数字(MNP予約番号が発行されます。
MNP前に確認したい注意点
MNP予約番号の有効期限はもらってから15日間。15日を過ぎると無効になります。
OCNモバイルONEへのMNP(乗り換え)は有効期限が12日前でないと受け付けてもらえないので、できるだけ早く手続きをしましょう。
MNPでの解約日はSIMの切り替えの日になります。更新月の方は計画的に手続きをしましょう。
格安SIMヘMNP(乗り換え)に必要な費用
au | OCNモバイルONE | ||
転出費用 | 0円 | 事務手数料(SIM代) | 3,300円 |
違約金(更新月は不要) | 0円 | SIMカード手配料 | 433.4円 |
月賦支払い途中の端末代 | 必要な方のみ | 端末代 (一括 or 分割) | 必要な方のみ |
au Walletって解約後も使えるの?
au WALLETはプリペイドカードとして使うことができます。
ただし、au WALLETアプリが解約後に使えなくなるため、チャージ額の確認ができなくなります。
解約後のau WALLETカードは有効期限まで利用できます。しかし、有効期限が切れたらチャージ額が全て破棄されるので、解約前に使い切った方が忘れてポイント失効するよりは良いです。
OCNモバイルONEで契約手続きを行う
次にOCNモバイルONEを申し込みます。
MNP予約番号の有効期限は15日に対して、OCNモバイルONEへのMNP(乗り換え)は、有効期限が12日以上残っていることが条件となっています。
なので、予約番号取得と同時にOCNモバイルONEへの申し込みをしておきましょう。
OCNモバイルONEは、年齢認証ができる格安SIMとなっています。そのため、データSIMでも本人確認書類(運転免許証など)が必要になるのであらかじめ用意しておきましょう。
どのプランにすればいいかわからない方は、おすすめの申し込み内容・プランを参考にしてくださいね。
OCNモバイルONEのおすすめプラン
- 端末セットの場合:キャンペーン端末
- コース:3GBコース (後ほど変更可能)
- OCNでんわ:電話をするならかけ放題、しないなら無料のもの
- 050 plus:データSIM利用者はつける
- その他:基本的に利用なしでOK
詳細な申し込み方法はこちらをごらんください。
あとは、SIMカードが届いたらMNP転入手続きを行うだけです。
OCNモバイルONEの初期設定
OCNモバイルONEの初期設定で行うことは2つです。
- MNP転入切替
- APN設定(SIMカードのみの場合)
MNP転入切替設定は、SIMカードが届いたらすぐに行います。マイページでの対応となります。
必要な情報OCNお客様番号、MNP予約番号、有効期限、SIMの製造番号、電話番号、メールアドレス
切り替えのタイミング10時〜18時の申し込みで2時間後、18〜0時は翌日の午前中、0〜10時は当日の午前中
申し込みから10時〜18時の申し込みなら約2時間後にOCNモバイルONEのSIMカードが利用可能になります。
その後は、APN設定(ネットワーク設定)です。
OCNモバイルONEのAPN設定とは?
OCNモバイルONEのSIMカードでネット・電話が使えるする設定のことです。
設定といっても最新のSIMフリー端末ならOCNモバイルONEのAPNは入っているので選択するだけなので、5分以内で完了します。
写真付きで解説をしているのでこちらを見てくださいね。
OCNモバイルONEへのMNPまとめ
ここまでの内容でOCNモバイルONEのMNP申し込みは完了します。
OCNモバイルONEのSIMカードとセット端末を同時に購入したら初期設定不要ですぐに使えます。
初期設定・MNP転入設定に関してはマニュアルが同封されているのでそちらを参考してくださいね。
auの電話番号はそのまま。料金を安くできるOCNモバイルONEを始めましょう!