HUAWEI Mate 10 liteは、HUAWEI Mate 10 Proの安価版として同時発売されました。
4万円台の端末で18:9の縦長液晶を搭載で、メイン・前面にダブルレンズを搭載したミドルスペックの端末でカメラ性能に力を入れています。
目次
HUAWEI Mate 10 liteのスペック
HUAWEI Mate 10 lite | |
OS | Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 |
CPU | HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 x 2.36GHz A53 + 4 x 1.7GHz A53) |
GPU | MaliーT830 |
画面サイズ | 5.9インチ |
解像度 | 2160×1080ドット |
メモリ | 4GB |
データ容量 | 64GB |
カメラ | 前面:1300万画素+200万画素 背面:1600万画素+200万画素 |
バッテリー容量 | 3340 mAh |
重量 | 164g |
外部SDカード | microSDカード対応(最大256GB) |
寸法 | 高さ約154.2mm×幅74.5mm×奥行き7.9mm |
防水/防塵 | ×/× |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
おサイフケータイ | × |
テザリング | ◯ |
SIM | nanoSIMスロット×2 |
カラー | グラファイトブラック、オーロラブルー |
その他 | ・指紋認証 |
HUAWEI Mate 10 liteの対応バンド
【SIM1】
- 4G(FDD LTE): B1/3/5/7/8/19/28
- 4G(TDD LTE): B38/40/41
- 3G(WCDMA): B1/5/6/8/19
- 2G(GSM): 850/900/1800/1900MHz
【SIM2】
- セカンダリーSIM: GSMの上記周波数(音声通話のみ)
ドコモの格安SIMは利用可能
ドコモのバンドは1/3/19/21/28。
- BAND1は広域に広がっているLTE周波数でメインで活用
- BAND3は東名阪メインで高速回線用
- BAND19はプラチナバンドとして、安定して電波がつながりやすい
- BAND21は速度対策用の補助的な活用
- BAND28は2015年開始でまだ普及していない
いずれのスロットも、国内3大キャリアのバンドに対応しています。
しかし、auのVoLTE SIMには対応していないと正式発表があったのでMVNO市場ではドコモSIM専用となりそうです。
HUAWEI Mate 10 liteのデメリット
スペックを確認すると4万円台の端末で他の製品に比べて劣る点があるのでデメリットを先に上げていきます。
WI-FI規格は11ac非対応
Wi-Fi 802.11 b/g/n 準拠 (2.4GHz)
HUAWEI Mate 10 liteのWI-FI規格は最新規格11ac非対応です。
HUAWEI製のミドルスペックのHUAWEI P10 liteでは『Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5.0GHz)』なので、通信規格を考えると割高です。
DSDS非対応
2017年に発売したHUAWEI端末のミドルスペック以上であればDSDSに対応してきました。
同様にHUAWEI Mate 10 liteでも対応しているかと思いましたが、SIM2が『GSMの上記周波数』と記載があったので2Gまで。
つまり、DSDS機能は非対応です。
海外ではDSDS機能を使えますが、国内では3G回線なので使えません。
ジャイロセンサー搭載なし
ジャイロセンサーもついていません。
ポケモンGOなどのARを使ったゲームをする場合は、拡張現実モードに切り替えができません。
GPSはついているのでゲーム自体は利用できますが、注意してください。
デメリットまとめ
- 通信規格がやや低め:WI-FI利用時に速度が出にくいです
- DSDS機能なし:SIM2枚利用できません
- ジャイロセンサーなし:ポケモンGOの拡張現実機能使えません。
ここまでの段階で性能を重視したい方には向いていません。
再度他の端末を探してください。
HUAWEI Mate 10 liteの評価・評判
HUAWEI Mate 10 liteはいくつもデメリットはありますが、低価格でカメラ機能を重視する人には向いています。
5.9インチでもスリムなデザイン
5.9インチの画面ですが、横幅はスリムに設計しています。
参考
- iPhone8(4.7インチ):67.3mm
- P10 lite(5.2インチ):72mm
- Mate 10 lite(5.9インチ):75.2mm
- iPhone8 Plus(5.5インチ):78.1mm
iPhone8 Plusよりも大画面でスリム。これまでiPhone 7 Plusなどの大画面の端末を使ってきた方におすすめできます。
デュアルレンズのカメラでボケ効果を表現
メイン・前面カメラともにデュアルレンズのカメラです。
一つのレンズは画像の撮影に重きを。もう一つのレンズでボケ具合を表現しています。
一眼レフのような立体感のある写真を撮影できます。
ただし、カラーセンサーを捉えるレンズの画素数が200万なので性能としてはそこまで高くありません。イルミネーションなどの夜景を捉えるには向いていません。
HUAWEI Mate 10 liteはどこで買うと安いの?
現在、格安スマホとのセット販売をしているところはないようです。Amazonや楽天の公式サイトで販売しています。
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価格:41,280円 |