OCNモバイルONEからSIMカードが届き、モバイル通信をするための初期設定の方法について紹介しています。
大まかな流れは、
- SIMカードを端末に入れる
- APN設定を行う
- モバイル通信を開始する
の3ステップです。
APN設定とは、「Access Point Name」の略で、モバイル回線を使うための接続先の設定のことです。
「APN設定と聞くとなんだか難しそうだな…」と感じるかもしれませんが、順番に行えば誰でもできます。
写真付きで解説するので設定がわからない方は、最後まで読み進めていきましょう。
OCNモバイルONEの初期設定
iPhone・Android端末ともに共通して行うのは、SIMカードの挿入です。
SIMカードを台紙から外して入れます。
iPhoneや海外製のSIMフリー端末はピンをSIMトレーを出して入れます。ピンない場合はクリップなどでも代用できます。
SIMフリー機の場合はスロットが2つありますが、一つはmicroSDカードです。以下のような形で配置してください。
端末の電源を落とした状態でSIMカードをセットしたら完了です。
また、大手キャリアからの乗り換えの場合はMNP切り替えの手続きが必要です。OCNモバイルONEでは電話で切り替え手続きを行っているので先にかけておきましょう。
端末とSIMカードが届いたら、SIMカードを挿入すると利用開始です。
MNP利用者のみ
OCNモバイルONEのマイページから開通手続きを行います。
必要な情報OCNお客様番号、MNP予約番号、有効期限、SIMの製造番号、電話番号、メールアドレス
切り替えのタイミング10時〜18時の申し込みで2時間後、18〜0時は翌日の午前中、0〜10時は当日の午前中
ここからは、AndroidとiPhoneに分けて紹介します。
iPhoneの場合の初期設定
iPhoneを使う場合は、一度、Wi-Fi経由でインターネットに接続します。
- OCNモバイルONEのインターネット接続設定(iOS 11)から構成プロファイルをインストールし、設定を行う
- Wi-FiをOFFにし、モバイル通信をONに設定し完了
- MNPの方は切り替えまでに時間がかかりますが、データ通信専用の方は3分程度でモバイル回線が使えるようになります。
iPhoneの設定方法はインストールするだけなので楽です。
iPhoneの設定の詳細はこちらでまとめています。
参考OCNモバイルでiPhoneを利用するための手順と設定方法を紹介
Androidの場合
端末によって若干の違いはありますがほとんど一緒なのでこの記事を見ながら設定をしてくださいね。
OCNモバイルONEのAPN設定方法
設定アプリを開いて「その他」から「モバイルネットワーク」を開きます。
アクセスポイント名をタップします。(端末によっては、高度な設定>CPA設定)
最近は、端末側ですでにAPN設定済みで出荷されているので『OCNモバイルONE』があれば選択してください。
OCNモバイルONEのAPNがない場合は、新規で追加します。
追加する内容は以下の項目です。
- 名前:OCNモバイルONE
- APN:lte-d.ocn.ne.jp
- ユーザー名:mobileid@ocn
- パスワード:mobile
- 認証タイプ:PAPまたはCHAP
- MCC:440
- MNC:10
あとは、保存して終了。設定したAPNを選択しましょう。
モバイルデータ通信をONにする
ここでモバイルデータ通信がOFFの場合はONにします。
ONの状態になれば、APN設定は完了。インターネットをモバイルデータ通信で行えます。
初期設定方法まとめ
ここ前の話をおさらいします。
- OCNモバイルONEのSIMカードが届いたらスマホにSIMカードを入れる
- スマホのAPN設定を選択する(または新規で追加し選択)
- モバイルデータ通信をONにする
これでOCNモバイルONEでスマホを使えるようになりました。とても簡単に感じませんでしたか?やることは多くないです。ぜひ、OCNモバイルONEにチャレンジして下さいね!