NURO光では、オプションとしてNURO 光 でんわを提供しており、これまで使っていた固定電話の電話番号をそのまま利用できます。
NURO光に限らず、光電話は、光回線を提供している会社の多くで提供しているサービスです。光回線に切り替えるタイミングで一緒に切り替える人が多くなっています。
光電話に切り替えるとそれなりのメリットがありますが、通信回線系の契約はトラブルがつきもの。事前にメリット・デメリットを知っておきた人も多いはずです。
この記事では、NURO 光 でんわの詳細からメリット・デメリットを紹介します。
NURO 光 でんわとは?
NURO 光 でんわとは、NURO 光で提供しているIP電話サービスです。
- 初期費用(回線工事費用):3,300円
- 月額料金:550円
NTTで使っている電話番号・電話機をそのまま使え、番号表示・キャッチ電話などのサービスもオプションで利用できます。
NURO 光 でんわの料金
NURO 光 でんわの料金とNTTの料金を比較してみました。
電話回線 | NURO 光 でんわ | NTT |
基本料金 | 550円 330円(東海、関西、九州) |
1,870円 |
国内電話(市内) | 8.789円/3分 | 9.35円/ 3分 |
国内電話(市外) | 8.789円/3分 | 22円〜/90秒 |
国内携帯電話 | 22円〜27.5円/1分 | 18.7円~22円/1分 |
NURO 光 でんわは、固定電話にかけた際にNTTの一般回線より安くなります。
NURO ひかり でんわから携帯電話への電話は高くなっていますが、
ソフトバンクグループのBBフォンへの通話が無料。ホワイトコール24を適用すればソフトバンクの携帯電話への電話は24時間無料となります。
NURO 光 でんわを使うまでの流れ
- NURO 光 でんわの導入は基本的にはNURO光と変わりません。
- NURO光の申し込みで、「NURO 光 でんわ」をオプション選択する
- NURO光の工事を2回実施。
1回目の宅内工事にてTAを設定 - NURO 光 開通
- NURO 光 でんわ 利用開始
新規で番号取得は開通翌日から
MNP利用は、1週間程度
MNP(番号ポータビリティ)利用の場合は、開通後に番号ポータビリティ工事を実施します。(工事日程は、NUROユーザーWebで確認できます。)
MNPとNTT利用休止の手続きは So-net が代行しておこなうため、自分での手続きはありません。
使えるようになるまでは結構簡単です。
NURO 光 でんわのメリット
NURO 光 でんわのメリットは何かというとNTTの固定電話を使うよりも安くなることです。
- NURO 光 でんわの基本料金:1,870円
- NTTの基本料金:550円
固定電話を使っても使わなくても、年間で15,840円安くなります。
NURO光で光回線が安く使える。さらに固定電話も安くなるなら良いですよね。
「通話は、ほとんど携帯。固定電話は基本的に自宅への受信用で使っているようなもの」という家庭なら切り替えた方がお得です。
さらにソフトバンクのスマホを使っている方は、お家割光セットを使えるので、1台あたり最大1,100円割引されます。
参考NURO光でおうち割光セットの適用条件と申し込みまでの手順
NURO 光 でんわのデメリット
デメリットは、NURO 光を解約する際にやや面倒なこと。
- NURO 光 でんわで新規で番号を発番した場合
- NURO 光 でんわにNTTからMNPした場合
の2通りで分けて説明します。
新規で発番した場合
NUROで発番した電話番号は他社へMNPできません。
NURO光回線解約に伴ってご利用中の電話番号は廃止となります。
主にソフトバンクユーザーの方で条件になっているから、NURO光でオプションをつける方向けだと思います。
万が一他社にMNPして電話番号を使い続けようと思っても、継続して使えないことを覚えておきましょう。
NURO光を解約して他の光回線に切り替える場合
NURO光を解約して他社の電話事業者(他社の光 でんわ or NTT)に移る場合は、解約時期に要注意です。
変更先電話事業者への番号ポータビリティが完了したあとにNURO 光回線が解約となります(解約月を指定いただいた場合も含む)。
NURO 光 でんわで使っている電話番号のMNPが完了してから、NURO光・NURO 光 でんわが解約されます。
更新月での解約を考えている方は、解約時期のズレに注意しなければなりません。
まとめ
解約時期に関わるデメリットがありますが、現時点ではNURO光が最も料金が安く、品質のいい光回線ではないでしょうか?
もし、解約する場合は手続きを早めに行えば回避できる問題なので、事前に理解しておきましょう。