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NURO光の提供エリアと拡大推移と今後の予測

サービス開始は2013年でネット回線の新ブランドとしてサービスを開始しています。

ここでは、NURO光の提供エリアの推移を見ながら、今後の展開、対応エリアの調べ方をお伝えします。

NURO光の提供エリアの推移

NURO光は2013年にスタートした時点では、戸建ておよび2階建て以下の集合住宅にお住まいの方が対象です。

参考So-net、“NURO(ニューロ)”新登場“世界最速”下り最大2Gbpsの光ファイバーサービス『NURO 光』

その後2015年1月には3階建て以上の集合住宅てもNURO光を使える「NURO 光 for マンション」を開始しています。

参考世界最速FTTHサービス“NURO”にて 『NURO 光 for マンション』 が新登場~下り最大2Gbpsの超高速サービスを月額2,500円以下で~ 

このときは、まだエントリータイプで4人以上集まらないと利用できないプランとなっていました。

同年12月にNURO光の集合住宅が2階建てから5階建てまでに緩和されています。

さらに2017年2月22日に5階建てから7階建てまでに緩和されました。

参考NURO光が7階建マンションまで対象に拡大!

と徐々にではありますが、1都6県でサービスエリアを徐々に拡大しています。

2018年1月下旬より東海地区、関東地区でも提供を開始します!

参考世界最速インターネット“NURO”のサービス提供エリアを東海・関西へ拡大 本日11月20日受付開始、2018年1月より順次提供開始へ

品質も上げている

2015年には、2Gbpsのさらに上をいく世界最速10Gbpsの『NURO 光 10G』のサービスを開始しています。

当初は高額なプランでしたが、現在はリーズナブルな価格に下がっています。

東京都、神奈川県の限定でサービスを展開しています。安定した通信品質でさらに向上させているのがNURO光の特徴です。

全国区へのエリア拡大はしないの?

サービスが開始されてから1都6県限定のサービスで全国に展開していません。

全国でサービスを展開してほしい声はネット上に多数存在します。

エリアを全国に拡大しない理由はなぜでしょうか?その理由をNURO光の設備とコストから考えていきましょう。

そもそもインターネットサービス(FTTHサービス)の提供の仕組みは、3つに分かれています。

  1. 自己設置:光ファイバー~光回線装置までを全てを設置
  2. 接続:光ファイバーなどはNTT、局内スプリッタOLTは事業者
  3. 卸電気通信役務:全てNTT

OLTは、OSUを集積する装置。

OSUは、光回線伝送装置と良い、自宅に設置するモデム(ONU)に光信号を伝送する装置のことです。

スプリッタは、たこ足配線のようなもので局内で4つ、局外で8つの最大32つ分岐で使います。

NURO光は「接続」にあたります。

最近の光コラボのほとんどが「卸役務」で、ほぼ料金も横並びとなっています。

例)ドコモ光、ソフトバンク光、BIGLOBE光、OCN光

例外)auひかりは、自己設置と接続の中間(自己設置も一部ある)

NURO光は、OLT・OSU(光回線伝送装置)などの装置を自前で設置し、GPONという国際規格にて通信をしてしています。

このGPONという通信技術がNURO光の通信速度を2Gbpsまで引き上げていています。

エリア拡大は莫大なコストがかかる

FTTHサービスの提供形態の違いによってかかるコストは変わってきます。

  • 自己設置:回線設備も含めた莫大な設備投資が必要
  • 接続:自己設備部分(OSUや上部のIP網)に設備投資が必要
  • 卸役務:設備投資はほぼ不要

ソフトバンク光、ドコモ光などは、設備コストを卸料金として払いますが、設備投資は必要ありません。そのため、NTT東西と同様の仕様でサービス内容を差別化できません。

一方、NURO光はOSU・上位IP網などに対して自己投資しなければなりません。さらに接続に必要なONU(自宅に設置するモデム)の投資も必要です。

完全、自己設置を行なっているのはNTT東日本、NTT西日本、KDDIと超大企業ばかりです。

NUROブランドのサービスを立ち上げるために重要視したことは、価格、回線速度、安定性の3つです。

この3つでお客様の期待を上回るサービスを提供するために、「接続」という提供形態を選択したのでしょう。

詳しいことはNUROのスペシャルインタビューに掲載されています。

参考通信サービス事業者としてソネットが目指すのは体験した人が「ワォッ!」と驚くサービス

結果として、価格の比較は以下の通りです。

 

『NURO 光』のコンセプトは、超高速で高品質なサービスをシンプルかつリーズナブルな価格で提供するサービス。

無理に拡大するのではなく、エリア内を徐々に開拓していく形になっているのでしょう。

関東地区は日本の人口の30%以上が集中しているので広く展開するよりも事業としての安定性が取れるというわけですね。

新ブランドでのチャレンジで、サービス開始から3年程度。回線の収容率を高め収益性を上げていくのが当面の課題でしょう。

他社と比較しても月額料金も安ければ、キャッシュバックの金額を含めた2年間の利用料金も安い状況です。

So-netの会社規模から考えても大きく動けないはずです。動くとしたら「関東地区の地盤を固めてから」になるでしょう。

NURO光のエリア拡大状況と確認方法

具体的な内容を提示されていません。

WiMAX2+のエリア拡大のように毎週してくれたらいいのですが、そこまで投資できない状況かと思います。

エリアの拡大について解説する前に現在のエリアの確認の仕方について紹介します。

関東地区にお住いの方は以下の手順でエリアを確認します。

まずは、公式サイトにアクセス:NURO 光

  1. 新規申し込みをクリック
  2. 住んでいる住所の郵便番号を入力
  3. 「住所を選択してください」から該当する住所を選択
  4. 「住居タイプ」を選択(アパート・マンション or 戸建)
  5. アパート・マンションを選択した場合は、マンション名を選択

ここまで入力すると

  1. 申し込みプラン
  2. 提供キャンペーン
  3. オプションサービスの選択

ができて、そのまま契約できます。

ただし、回線の提供状況が提示されているだけで確定ではありません!

エリアはカバーできていても局外スプリッタから遠い場合は接続できません。

そのため、もう一つ局外スプリッタを設置しなければならない状況になります。

以下の図ではユーザー名Cさんの状況です。

ここで新たに必要となる「局外スプリッタ」を設置することがエリア拡大にあたります。

ちなみに、申し込みをしておけば連絡先を記録されて、エリア状況を知らせてくれます。

とはいえ、インターネット回線系には2年契約の縛りがつきものです。

新規で行う方も乗り換えを予定している方も、接続の可否を確認できるのは工事の電話によって決定されます。

日数は10日前後ですが、繁忙期になると1ヶ月遅れる場合もあります。

早めの申し込みをしておくといいでしょう。

まとめ

NURO光は、当分、関東地域のみの展開となるでしょう。

関東地区内でエリアを拡大していくことはあっても、大きく動くのはまだ時間がかかるかと思います。

徐々にエリアは拡大しているので、過去にダメでも今できるかもしれません。

一度確認しておきましょう。



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