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格安SIMに遅い時間帯がある理由と対策方法

格安SIMは、大手キャリアに比べると通信速度が遅いです。人によっては、「格安SIMなんて遅すぎ!」と感じると人もいます。

そもそも格安SIMの通信速度が遅い理由ってなんでなの?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

今回は、格安SIMの通信速度が遅い理由、遅くなる時間帯、対策方法をお伝えします。

格安SIMの速度が遅い理由

格安SIMが遅い理由は、提供している通信回線に対して利用者が多いからです。

とってもシンプルですよね。

そもそも格安SIMは、大手キャリアから通信回線の一部を借りて利用者に提供しています。この通信回線には利用料金と上限値があります。

2016年度大手キャリアの回線提供料金(10Mbps)をまとめてみました。

年々値下げ傾向で昨年より10%は安くなっています。

他に、MVNO回線管理機能として1契約ごとに100円程度のコストがかかっています。

格安SIMにおける通信回線の上限値とは

ドコモの回線を借りた場合で試算すると10Mbpsで785,000円。

格安SIMの標準プランが3GBの900円程度なので、採算を取るラインで考えたら1000契約必要です。

900円×1000契約=900,000円

これは、10Mbpsの回線を1000人でシェアしているわけです。(1契約者あたり0.01Mbps(10Kbps)ですね。)

とは言っても、1000人同時に使うことは滅多にありません

  • 1人利用なら10Mbps
  • 2人利用なら5Mbps
  • 3人利用なら3.33Mbps
  • etc…

通信を同時に使う人数によってスピードは変化します。

格安SIMが遅い時間帯とは

ざっくりと遅くなるパターンをまとめてみました。

  • 地震などの災害時
  • 7~9時の通学・通勤ラッシュ
  • 12時のランチタイム
  • 18~リラックスタイム

単純に周りでスマホを持って通信をする人が多ければ遅いです。

格安SIMが遅い時間帯の対策方法

格安SIMの通信速度は

  1. 通信設備への投資金額
  2. 利用するユーザー数
  3. バースト転送などの通信技術

この3つで決まります。

よく、雑誌やメディアで通信速度を計測して『201◯年◯月度速度ランキング』と発表していますが、ほとんど意味がありません

設備投資と利用者数で大きく変動するので、大きなキャンペーンの実施をすれば1ヶ月程度で順位が変わります。

前もって混雑時は使い物にならないのが格安SIMだと考えておくのが良いです。それでも安さがあるから契約をするものだと認識しておきましょう。

ここまでを大前提で対策方法を解説します。

解決策:速さを求めるならサブブランド一択

格安SIMで速さを求めるなら、一般の格安SIMではなく、サブブランドの格安SIMがおすすめです。

サブブランドとは、Y!MobileとUQmobileのことでそれぞれバックボーンにSoftBankとau(KDDI)があります。この2社だけは自社回線を利用しています。大手キャリアから回線を借りていません。

大手と変わらないくらいの速度が出ます。

Y!mobile(ワイモバイル)

Y!mobile(ワイモバイル)は大手キャリアと同じ通信品質と全国1,000店舗以上のショップが強み。10分以内の通話、電話し放題がオプションで追加。

シンプルな料金で3GB、15GB、25GBの3種類から最安990円〜利用できます。

UQmobile

auのサブブランドの格安SIMで実測スピードNO.1!

無料通話のついたぴったりプランは1,980円〜。全時間帯で安定した回線速度で安定感は抜群。

電話・ネット・スマホ全てコミコミで選ぶならUQmobileがおすすめ!

この2社は企業の戦略上、莫大な資金力を投入して格安SIMのシェアを奪っています。実店舗も多く、サポートも充実。CMもバンバン出す。

他社は太刀打ちできないくらいです。故にほぼY!MobileとUQモバイルが独占している状況となっています。

対策1:優遇通信のオプションを使う

格安スマホ会社のmineoでは、800円のオプション料を支払うことで優遇通信のできるミレミアムオプションが登場しています。

mineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)

2015年9月から日本初トリプルキャリア。利用満足度は81%。
au、Docomo、SoftBankの端末で利用可能!

iPhoneを使うなら最新のiOSの動作確認を行っているmineoがおすすめ!

au・ドコモと扱っており

  • 一定の期間内に応募すること
  • 6GB以上のデータ容量を利用すること

が条件となっています。

参考mineo(マイネオ)のプレミアムコースの詳細・価格・評判まとめ

オプション料金は+800円なので、1000契約集まれば10Mbps分設備投資できますよね。

他社ではまだやっていないオプションなので一つの手段としてプレミアムオプションを提供している格安SIMを使う方法があります。

 

対策2:大手キャリアに乗り換える

突拍子もないことですが、大手キャリアに乗り換えることです。

速度を比較すると『大手キャリア>サブブランド>格安SIM』という関係性なので、高品質な通信をしたい場合は大手キャリアが一番です。

通信技術を向上されており、現在は複数の通信回線を束ねるキャリアアグリゲーションなどで高速化を実現しています。

ドコモのキャリアアグリゲーション

SIMフリー端末でも一部のハイスペック端末でしかこの機能が使えないので、通信速度を求めるなら大手キャリアで高性能端末を使ったほうが良いです。

とはいっても、格安SIMでも大手でも利用者数が多いと著しく低下します。限界値が高いのが大手キャリアなので快適に使えます。

格安SIMからの乗り換えでおすすめなのは、ソフトバンク。

キャッシュバックを含めると2年間トータルで安いのでおすすめ。

 

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